猿でもできるスノボー

リフト

スノボー初心者、ゲレンデ初心者の方にとって最初の壁となるのがリフトの乗り降りではないでしょうか? 「乗るときや降りるときに転んだらどうしよう……」「風で揺れたりして落ちたらどうしよう……」「落とし物したらどうしよう……」などなど、不安な点を上げたらきりがありません。そこで、初心者でも安心してリフトの乗り降りが出来るよう、こちらでコツを伝授します!

リフト券の購入

リフトに乗るためには事前にリフト券の購入をしておかなくてはいけません。リフト券には、いくつかの種類があり、ゲレンデによっては大変細かく種類分けしている場合もあります。おおまかに、1日中滑ることの出来る「1日券」(※ただしゲレンデによってはナイターが滑れないところもあります)、午前のみ滑ることの出来る「午前券」、午後のみ滑ることの出来る「午後券」、ナイターのみ滑ることの出来る「ナイター券」などがあります。料金などはゲレンデにより異なりますので、ホームページや電話などで問い合わせてみるとよいでしょう。また、ゲレンデによってはお得なセットリフト券をコンビニなどで販売しています。一般にロッジでの食事付きで1割程度の値引きとなっていますので、もしゲレンデの施設を利用して食事を考えている場合は、セットリフト券の購入をお勧めします。

リフト券の種類

リフト券には通常の紙質タイプとICチップを導入したタイプの2種類があります。紙質タイプの場合は使い捨てとなりますが、ICチップを導入したタイプのリフト券は、あとから返却しなくてはいけません。手続きとしまして、最初にリフト券料金+保証金を支払います。そして、利用が終了したら保証金返却機器などで保証金を返してもらう手順となります。

初心者のリフト券購入術

スノボー初心者は1回の滑走にだいぶ時間がかかるため、リフトに乗る機会がそれほど多くはないと思います。そこで、初めての場合は回数券の購入をお勧めします。リフト回数券とはリフトを1回利用するごとに切符切りを行っていくタイプです。11回回数券など1回分の料金がサービスになっていることも多く、余った分は次回にも繰り越せますので、スノボー初心者には適したリフト券でしょう。スノボーに慣れてきたときは、回数券を卒業して、バリバリ滑っちゃいましょう!

リフトの種類

リフトにもいくつか種類があります。見た目で言いますとフードのついたタイプとつかないタイプ、1人乗りから4人乗りまでさまざまです。またスピードが遅いタイプと速いタイプにも分けられます。リフト乗りの難易度として、「一人乗り+フードなし+高速」が最も高くなります。初心者コースのリフトの多くは「2〜4人乗り+フード付き+スピードが遅い」ものが多いので安心してくださいね。

リフトの乗り方

ここからリフトに実際に乗るときのポイント紹介となります。まず「スノボーの滑り方」で記した「スケーティング」をある程度身に付けているかどうかにより、乗り方が変わってきます。その段階にまでいっていないスノボー初心者は、足に板をつけたままではなく、外して手で持ってリフトに乗ることになります。では、足に板をつけたまま乗る方法と板を持ったまま乗る方法の2種類について紹介しましょう!

リフトの乗り方 その1「足に板をつけたまま乗る」

1. リフトに乗るときはきちんと並んで乗るようにしましょう。列が作りやすいように柵やネットで誘導されます。

2. リフト券は係員に見えやすい位置に身に付けておきましょう。また回数券の場合は切符きりを行ってもらいます。ICチップの場合は、機械に認証してもらわなくてはいけないので、いつでも取り出しやすいところに忍ばせておきましょう。もたついてしまうと後列の方に迷惑がかかってしまいます。

3. いよいよリフトに乗るわけですが、最近のリフトは乗るときのスピードが大変ゆっくりであるため、苦労することなく乗ることが出来ます。しかし、古いタイプは減速もそこそこに来ますので、大変怖いことでしょう。

4. そのようなリフトの場合は、まず、前の方がリフトに乗ったら素早く指定されているラインまで進み、リフトが来るのを待ちます。このとき、きちんと後ろを向いて、リフトの動きを確認してくださいね。そして、リフトが近づいてきたら、乗るための準備を始めます。

5. 準備とは、リフトに座る瞬間に自分の手でリフトの動きを弱らせる作業です。リフトが近づいてくる様子を、座る瞬間までしっかり目を離さないでください。そして、座る部分に手を伸ばし、ちょっと力を入れてやると、リフトは動きを鈍らせます。そのときにゆっくり腰を下ろしてください。

6. このようにして、減速しないタイプのリフトは乗りやすくなります。この作業をしないと、リフトに膝裏をすくわれる格好で乗らさるので、落下したり転んだりする機会が増えてしまいます。

7. リフトに無事乗ることが出来ましたら、手動の場合は、上に上がっている安全バーやフードを降ろすようにしましょう。古いタイプのリフトはバーのない場合があります。

8. 慣れない内はスムーズに出来ないと思いますが、慣れてくると鼻歌交じりでできるようになりますので、一度や二度の失敗で凹んだりせずに挑戦してください!

リフトの乗り方 その2「板を両手でもって乗る」

1. リフトに乗るまでの移動は「リフトの乗り方 その1」と同様です。

2. ボードを持ったままリフトに乗るという最大のメリットは係員を含め周囲の方に自分がスノボー初心者であるということを伝えることが出来ることです。

3. その場合、係員は親切に誘導してくれますが、誘導しくれないリフトやゲレンデもあります。そのときは、前の方がリフトに乗ったら、すぐに指定されているラインまで小走りで移動します。

4. このとき足元が滑る場合がありますので、転倒しないように注意してくださいね。後ろを見ながらリフトに乗る準備をします。

5. 膝を曲げ、中腰になり、板が地面に接触しないように上の方に持ち上げておきます。持つ姿勢は複数で乗る場合、板が縦になるようにしてください。ひとりの場合は横にしても構いません。この場合リフトにぶつからないように注意してくださいね。

6. リフトが来たら、腰を静かに下ろしてください。このとき、リフトが膝裏にぶつかると思いますが、むしろぶつかってから座るようにした方がよいかもしれません。これは両手が板で埋まっているため、浅く座ると落下の心配があるためです。しっかり奥まで深く座るようにしましょう!

7. 板を持ったままでは、バーやフードがおろせない場合がありますので、手動ですと乗ることも出来ますが、自動で降りる場合は板を持ったまま乗ることはNGの場合があります。

リフトの降り方

リフトに無事乗ることが出来ましたら今度は降りる心配をしなくてはいけません。リフトは乗っているときが一番楽でもあります。そこで乗るときより降りる方が大変といわれるリフトの降り方を紹介しましょう。

リフトの降り方 その1「足に板をつけたまま降りる」

1. リフトの降り口が近づいてきたら、降りる態勢に入ります。安全バーやフードが手動タイプは上に上げておきましょう。

2. 板をまっすぐにして着地する態勢を作ります。

3. 着地面の高さに膝を利用して調節して、リフトに乗ったまま滑らせていきます。

4. このまま乗っていますと、大変なことになりますので、腰を浮かして任意のポイントへ滑っていきます。このとき片足が固定されていないので転倒する原因にもなります。

5. スノボー初心者がリフトで転倒するナンバー1がこの降りた後のスケーティングです。もし転倒してしまった場合は慌てずに起き上がり、後ろの方の邪魔になるぬようどけるようにしましょう。

6. ポイントとしまして、降りた後のスケーティングで無理に曲がろうとしたりせず、まっすぐ進んでいき、その先に障害物があるようでしたら、おしりをついて止まるようにしましょう。すると、後列の方にも迷惑がかからずにすみます。

リフトの降り方 その2「板を両手でもって降りる」

1. 降りる準備としては降り口が近づいてきたら、ボードを持っていると言うことを、リフトを操作している係員が気づきますので、スピードを弱めてくれます。

2. あとはゆっくり降りて、素早くリフトから離れるようにしましょう。

3. このとき、板が地面に接触して転倒しないように注意してください。

リフトで転んだ場合は?

リフトで転んだ場合は、まず慌てないことです。リフトの乗り降りで転倒すると、リフトはすぐに停止しますので、後列と接触する心配はありません。リフトの動作が再開できる位置まで移動して、再び列に並びましょう。リフトで転倒するケースは、降りたあとのスケーティングがもっとも多くなります。片足が固定されていないので滑りづらくなります。腰を下ろし、膝を曲げ、なるべく重心を下げて滑るようにしましょう!

リフトが急停止!?

リフトに乗っていると突然停止したり、速度がたいへん遅くなることがあります。これは上の方でも述べたとおり、リフトの乗り降りでどなたかが転倒やミスをしたために、リフト係員が運転をストップするためです。急停止して驚かれるかと思いますが、運転再開までその場で落ち着いて待つことが賢明です。安全が確認され次第、速やかに運転が行われますので、心配ありませんよ。

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